「もっと若いうちに始めていれば…」
FXのチャートを眺めながら、僕は何度そう思ったことでしょう。こんにちは、40代でFXの世界に足を踏み入れた僕です。
家族を持ち、仕事では責任ある立場を任され、自分の時間は限られています。けして多くはないお小遣いを元手に始めたFXですが、正直なところ、うまくいっているとは言えません。
「あの頃に戻れるなら…」そんな叶わぬ願いを抱きつつ、この記事を読んでくれている20代のあなたに、僕のようにはなってほしくない、という思いで筆を執っています。
なぜ、40代からのFXは「ハードモード」なのか
僕がFXで苦戦している理由は、シンプルに「時間」と「お金」の制約です。
限られた時間: 仕事と家族サービスを終え、ようやく自分の時間が持てるのは深夜。疲れ切った頭で冷静な判断を下すのは至難の業です。FXは世界中の市場が開いているため、平日なら24時間取引が可能ですが、それが逆に仇となることもあります。
限られた資産:40代ともとなると、住宅ローンや子どもの教育費など、将来のための大きなお金が必要です。FXに回せるのは、あくまで「余裕資金」。もし損失が出ても、生活に影響が出ない範囲となると、どうしても少額にならざるを得ません。
もし、僕が20代だったら…
個人で自由に使える時間がもっとあり、たとえ失敗しても取り返せるだけの時間的猶予があったはずです。そして、失っても生活に大きな打撃のない少額から、経験を積むことができたでしょう。
20代からFXを始めるべき3つの理由
僕の失敗談を踏まえて、20代のあなたにこそFXをおすすめしたい理由があります。
時間を味方につけられる:若いうちから始めれば、長期的な視点で資産形成を考えられます。たとえ最初は小さな利益でも、複利の力を利用すれば、将来的に大きな資産へと成長させられる可能性があります。
少額から経験を積める: FXはレバレッジという仕組みを利用することで、少ない資金でも大きな取引が可能です。国内のFX会社なら、数百円からでも始められるところがあります。若いうちに少額で取引の経験を積んでおくことは、将来大きな金額を動かすようになった時に必ず活きてきます。
失敗から学べる: 投資に失敗はつきものです。しかし、20代であれば、失敗しても挽回できる時間が十分にあります。少額での失敗は、将来の大きな損失を防ぐための「授業料」と考えることができます。
後悔先に立たず。未来の自分のために、今できること
僕がFXでうまくいかなかったのは、40代だったからという年齢だけのせいではないと思います。しかし、時間とお金に余裕のある20代のうちから始めていれば、もっと違う結果になっていたのではないか、という後悔の念は消えません。
この記事を読んでくれているあなたが、もし少しでもFXに興味を持ったのなら、まずは少額から、そして余裕のある資金で始めてみることを強くお勧めします。最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、その経験の一つひとつが、あなたの未来を豊かにする糧となるはずです。
僕のような後悔をしないために、まずは一歩、踏み出してみてはいかがでしょうか。
FXは簡単じゃないけど、夢があるのも事実です。想像しているよりは誰でも比較的チャレンジしやすいと思いますし、最初から諦めてしまうのは本当にもったいないと思います。
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